滞日ムスリムに関するQ&A

Q. 滞日ムスリムとは何ですか?

A. ここでは滞日ムスリムという言葉について解説をします。

滞日ムスリムは、外国籍の外国人ムスリムと日本国籍の日本人ムスリムから構成されています。

ここでいう外国人ムスリムとは、日本に中長期的に在住している人で、短期の観光客は含みません。
日本人ムスリムの中には、結婚を契機にイスラームに入信した人、自らイスラームに入信した人、親がムスリムで生まれた時からムスリムとして生まれ育った人、外国出身者で日本に帰化した人など、様々なケースが考えられます。

したがって「滞日ムスリム」とは、外国人、日本人を問わず、日本で中長期的に暮らしているムスリム(イスラーム教徒)ということになります。

Q. 日本にはどれくらいのムスリムがいるのですか?

A. 滞日ムスリムの人口について、本プロジェクトでは、適宜、人口推計を行っています。最新の推計では、2018年6月末現在、約20万人が日本に居住していると推計しています。

Q. 滞日ムスリムの出身国はどこが多いですか?

A. 滞日ムスリムのうち外国人の出身国は、多い順に「インドネシア」「パキスタン」「バングラデシュ」「マレーシア」「イラン」「トルコ」です。2018年6月末現在、前述の6カ国それぞれの滞日ムスリム人口は下表の様になります。 また、この他に日本人ムスリムが、約4万人と推計しています。

国籍滞日ムスリム人口推計
インドネシア45,240
パキスタン15,022
バングラデシュ13,319
マレーシア6,132
トルコ5,258
イラン4,041
(単位:人)

関連コンテンツ

  • 滞日ムスリムの生活について:在日ムスリム調査 (2006)
  • 滞日ムスリムの子供の教育について:滞日ムスリムの子ども教育に関する調査報告書ー (2007~2008)